改訂サーブレット・チュートリアル
(サーブレット3.0及びTomcat 7対応)
2010年12月
株式会社 クレス
このチュートリアルのODTファイル(7.3MB)のダウンロードはここから
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(ファイルが大きいのでInternet Explorerで取り込めないときは、リンク個所を右クリックして「対象をファイルに保存」を実行する)
教材として使われているアプリケーションのWARファイルのダウンロード:
基本的な教材(tutorial.war)
非同期処理の見本(async_request.war)
セキュリティの章の教材(security.war)
(リンク箇所を右クリックして、「対象をファイルに保管」を実行する)
このファイルはOpenOfficeのODTフォーマットで作成されており、OpenOffice(あるいはLibreOffice)のWriterで読むことができる。また完全互換ではないがMicrosoft Office Word 2007以降で読むことができる。OpenOfficeはここからダウンロードできる。
内容: 第1章 サーブレット(Servlet)概要 第2章 HTTP 第3章 開発環境(Eclipse)とそのインストール 第4章 Apache Tomcat 第5章 Tomcat 7のインストールと設定 第6章 EclipseでTomcat 7を使う 第7章 要求オブジェクト 第8章 応答オブジェクト 第9章 セッション 第10章 スレッド安全 第11章 サーブレット・コンテキスト 第12章 フィルタ 第13章 非同期処理 第14章 ファイル・アップロード 第15章 セキュリティ 第16章 参考資料 |
添付アプリケーションのダウンロードとインストールは、このチュートリアルの最後の章にある「添付WARファイルのEclipseへのインポート」の節を見られたい。
サーブレット・チュートリアル(旧版)を株式会社クレスのサイトにアップロードして以来9年間が経過した。その間サーブレットそのものも発展し(当時は2.2だったが現在は3.0にバージョン・アップされている)、またStrutsなどのフレームワークによるウェブ・アプリケーション開発が普及しており、開発者がサーブレットのAPIを使うことも少なくなってきている。また多くのサーブレットのチュートリアルもインターネット上で多数出現している。
しかしながら今回改訂版を作成することにしたのは、単なるサーブレットの基本と使い方を習得するためだけのチュートリアルではなく、もっとその基本動作をきちんと説明し、開発者が自分が開発したアプリケーションは実際はどのようにそのもとになっているプラットホームやネットワーク上で動作しているかが理解できる教材の必要性を感じているからである。従ってこのチュートリアルではJSP、Strutsのようなフレームワーク、及びデータベースなどは取り扱っていない。
開発者たちは優れた開発環境やフレームワークをもとにアプリケーションを開発しているが、そのテスト段階や実際のサービス段階での問題や障害に面したときには、そのような知識が威力を発揮しよう。
従ってこの資料は、既にサーブレットの開発経験があるソフトウエア技術者たちや、より詳しい知識を積み上げたいと考えている学生たちを対象にしている。読者は少なくともJavaプログラミング言語とHTMLの基礎知識が必要である。
改定前のチュートリアルは開発環境としてIBMのVisualAge for Javaを使っていたが、今回はその発展形であり、また広く普及しているEclipseを使用した。またサーブレット・コンテナとしてはサーブレット3.0対応のTomcatの7.0版(現時点ではベータ版)を使用しているので、サーブレット3.0の理解にも役立とう。OSはWindowsである。
サーブレット3.0の仕様書の邦訳はこのサイトにアップロードされているので参考にされたい。
この資料は作成途中のものであり、その後追加改定される予定なので、注意されたい。なおこの資料に含まれるプログラムはチュートリアル用のもので、商用化及びその結果に対しては当社は責任を持たない。